消防車

【お金の勉強会】火災保険の見直しをしていますか?

【追記~地震による火災は火災保険では対象にならない!~】

この度の能登半島地震により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

年始に起こった能登半島地震。
これにより、大規模な火災が発生しました。
「火災は火災保険」と思われている方もいらっしゃるかと思いますが、
地震による火災は地震保険でしか補償されません
また、地震保険は単独で契約できず、火災保険とセットでの契約しかできません。
皆さまぜひ保険のご確認をお願いいたします。

(↓ここからは、11月の弊社ラジオ出演時の内容となります)

●冬に気を付けることといえば?

冬になると、インフルエンザやウイルス性胃腸炎などの感染症に気を付けないといけませんが、もうひとつ注意しないといけないのが火災です。

福山市でも毎日のように火災情報が送られてきています
乾燥する季節は火が燃えやすくなりますので、火災を起こさないことはもちろんですが、火災が起きた時にどうするかという対策も必要となってきます。

住宅火災の消火活動をする消防士

●大体の方が加入している火災保険、本当に安心?

火災が起きた時の避難方法や消火方法など、あらかじめ練習する必要がありますが、
自宅が燃えてしまった、隣の家に火が燃え移ってしまった、という場合のお金の対策をする、といえば火災保険ですね。
火災保険加入率は高いようですが、見直しはされていらっしゃいますか?
火災保険に入っていれば安心じゃないの?という声も聞こえてきそうですが…

●物価上昇にあわせて、建築工事費も高騰しています!

今、物価上昇が騒がれていますが、この影響で、建築工事費も2011年から2021年で約20%と大きく上昇しました。
10年前に購入した自宅の建築金額では、同じものが建てられないということなんです!
つまり、火災でもし自宅が全焼してしまっても、最初に火災保険に入った時のままの金額では足りなくなってしまう可能性があります!!

●火災保険の保険金額を更新しましょう!

前述のとおり、火災保険加入時に設定した保険金額では足りない!となっては損をした気分になりますよね。
そこで、事故が発生した時に十分な補償が受けられるように、再度、家の評価をして保険金額を更新しておくことをオススメします
家の評価額は、建築価額と建築年をもとに算出しますが、それがわからない場合には、建築材料や所在地による標準的な1平米あたりの新築費単価をもとに参考評価額を算出することもできます。

色々な保険

●見直しのタイミングは?

最近の火災保険は長くても5年までしかかけられませんが、
以前は住宅購入時に住宅ローンと同じ期間でかけられる長期の火災保険が一般的でした。
そんな長期の保険をかけられていて、ここ数年火災保険を見直していないという方や、
住宅購入時と比べて明らかに物価が上昇していると感じられる方
また火災保険の更新が近づいてきている方などは、見直しをするタイミング!!
気になる方は、ご加入の保険代理店や保険会社に確認してみてはいかがでしょうか。
もちろん、弊社でもお調べいたしますのでお気軽にご相談ください。

夫婦に説明する人